ブログの本流から少しずれるかもしれませんが、今日中に、書かずにいられなかったので！
目次
体操ワールドカップ東京大会
明日4/14に、東京体育館で体操ワールドカップがあり、日本からは、男子で白井健三選手と谷川航選手、女子は村上茉愛選手と杉原愛子選手が出場します。
体操というと、野球やサッカー等のプロスポーツと違い、オリンピックや世界体操以外にはどうしても試合数が少ないのが現実です。
そんな中で、昨年の世界体操依頼のテレビ放送がある大会なので、我が家の体操娘の期待感は相当なものです。
今回は、男子、女子共に8名の参加なので、そこまで大きな大会ではないけど、選手の仕上がりを見るのが楽しみ。
地上波は日本テレビで15:30～17:00です。
この4人は、東京オリンピックを見据えると、男女共に大本命の選手ではないでしょうか。
男子の見どころ
白井は、今後は個人総合でTOPを目指すべき立場なので、ここで1位の実績を出してほしいところ。
谷川も、白井と同年代でこれからの日本を引っ張っていっていくべき存在で、やはり世界で実績が期待される。
女子の見どころ
村上は、今や日本の大黒柱で、やはり世界の個人総合で実績をだしてほしいところ。この前のアメリカの大会も2位だったので期待がかかる。
杉原も、大学生になり、女子選手としては油ののった時期になるのでは。東京では、村上とダブルエースになることが期待される。
第72回体操個人総合選手権
ワールドカップの2週間後にいよいよやってくるのが、体操個人総合選手権。
男子は間違いなく世界最高峰で、女子も確実にレベルが上がっている、日本の全ての体操選手が集う天王山。
4/27から29日までの熱戦が繰り広げられる。
男子のみどころ
そして、ここで楽しみなのが、内村航平選手と加藤凌平選手が帰ってくること。
二人ともリオオリンピックの金メダルの原動力でしたから。
今年の3月のドーハ大会で、内村は実践復活し、加藤もいい成績を出しているので、個人総合選手権では白井や谷川とどんな勝負を繰り広げるのか、本当に楽しみですよね！
女子のみどころ
こちらは、まったく個人的だけど、我が家の体操娘の先輩2人と、この春大学に行きジムを卒業した偉大な先輩が出場すること。
特に、リオオリンピックの代表候補まで行った河崎真里菜選手は、ここでいい成績を出して、世界大会をめざしてほしい。
世界体操競技選手権への道
そして、この個人総合選手権の結果に、5/19、20日のやはり日本とトップ選手が集うNHK杯の結果で、10/25～11/3の世界体操競技選手権大会の出場選手が決まります。
やはり、世界体操2018を目指す日本の体操選手にとって、4月の個人総合と5月のNHK杯が山場になるし、そこに先駆けて白井・谷川・村上・杉原が世界との距離を測るのは見逃せない。
4人が今回のワールドカップでどの様な成績を出し、個人総合とNHK杯で他の選手とどの様に渡り合うのか。
ちなみに、我が家の体操選手は、8月の全日本ジュニア体操競技選手権大会の本選出場をめざしますが。
体操の観戦をさらに楽しむために
選手の人間性を知るのも、スポーツ観戦の楽しみを倍増してくれる。
日本男子体操の事業承継
男子体操の面白い所は、同じ時代に、偉大なチャンピオンの内村から、こらまた世界でTOPの白井へ、帝王学が伝えられている過程を見られるところ。
内村の個人総合40連覇は、今後出てくるとは思えない偉業で、そんな彼が背負ってきたものが白井に託されつつある。
もっと言うと、男子体操は、アテネ五輪の富田選手から内村へのバトンがあって、そこから次は白井という流れができてきている。
内村か白井への働きかけを見ていると、男子体操の歴史を背負う位に壮大な話だと思う。
ビジネスでいうところの、事業承継のすばらしい見本になりうるくらい。
ここまでのレベルにくると、サッカー等でよく話題にあがる、「文化」的なものを感じてしまう。
選手がよく話す「日本の美しい体操」は単なるフレーズではなく、よりどころになるような、歴代の選手が積み上げてきたものを感じられる。
一流なのは競技だけではなく
そして、白井の受け手としてのキャパシティーも、いつも感心させられてしまう。
体操の特にひねりがすごいのは当然だけど、心構えや人間性を見ていると、やはり技の天才ではなく、考え方や生き方が一流だなと。
松岡修造さんとのインタビューを見ていると、白井の真剣な受け答えがすばらしいし、松岡の年齢に関係なく「一流の選手として」「一人の人間として」尊敬しているところが心地よい。
と、そんな白井が明日のおしゃれイズムに出ます。
MCの上田は、体操動画が大好きな内の娘が覚えてしまうくらい、体操選手とテレビ番組を作っているので、これも面白くなりそう。
4/15に日テレで、22:00～22:30なのでこちらもぜひ。
そしてもう一つ楽しみなのが、同日のGet Sportsで男子の田中裕典が特集されること。
彼も、日本のトップ選手であることは間違いないけど、28歳になってもまだ世界を目指す姿を応援したいと。
こちらも日テレで、4/15の25:25～26:55です。
二年前に、河崎選手の応援で、4月の個人総合と5月のNHK杯で盛り上がったことを思い出すと、今年も今から楽しみだ！
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