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これは、有名なビジネス書である、「ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則 」ジム・コリンズ (著)の一節で、私が非常に感銘を受け、働く上だけでなく日々の生活で、常に気を付けていることです。

対比する言葉として「ORの抑圧」というものが挙げられています。これは、ものごとをAかBのどちらかの、二者択一的に考えることです。

逆説的な考え方や利益が相反するものを同時に追求できなという、ある意味で理論的な考え方でもあります。

 

ANDの才能

一方で、「ANDの才能」は、「さまざまな側面の両極にあるものを同時に追求する能力である。AかBかのどちらかを選ぶのではなく、AとBの両方を手に入れる方法を見つけるのである。」(p.73)

コンサルティングの現場に置き換えると、利益を超えた長期的な目標の実現に向かう過程で、足元では現実的な利益の獲得も同時に行うことでしょうか。

 

いろいろと挑戦してみる

ともすると「ORの制約」で出来ない理由を考えてしまいがちなところを、「ANDの才能」でどうにかして実行し達成することを目標としたいと考えています。

あまり理論的な解釈ではないかもしれませんが、「せっかく与えられた機会の中でいろんなことに挑戦したい」というマインドでいることの大切さを自分に言い聞かせてくれる言葉です。