会社員であっても、支援者でもあっても、継続的な新しい知識や外部環境の変化のインプットは重要ですね。
かつてはマスメディアという大きな存在があったニュースとそれを伝える媒体も少しずつ変わってきていると思い、個人的な見解をまとめました。
メディアの多様化、テレビや新聞からアプリへ
私のライフスタイルでは、テレビを見る時間は随分と減りました。
振り返ると、子供が生まれてから、テレビの前に座る時間が取りにくくなったのがきっかけでしょうか。。
今では、夜、家のことをしながらNetflixで、「英語のため」と言い聞かせながら、海外映画やドラマを見るのがテレビに取って代わりました。
ただ、スポーツにはやはりテレビが外せませんが。サッカー日本代表、なでしこジャパンに体操など。
新聞も少し前まではお昼を食べながら読むのが日課ですが、今は会社で新聞を手に取れる環境がなく、読まなくなってしまいました。
代わりに移動中のちょっとした時間や、休憩したい時にはニュースアプリやSNSで情報を集めています。
東日本大震災の時に、自分が知りたい情報がSNSからより見つけやすかったのも、また変化のきっかけでした。
ただ、最近は、アプリやSNSは、情報の取り方・選び方が重要だなと思っています。
アプリであれば、タイトルよりも発信者を確認します。
同じ情報でも、ソースによって伝え方が随分とちがうので。
いろと難しいですよね。。
これは昔のマスメディアでも同じだったのかもしれませんが、与えられた情報を「何処まで真実を伝えているのだろう」と思い始めると、自分にとってはその情報の価値が薄まるように感じます。
ソースに対する信頼感ですね。
やはり、便利な世の中ですが、自分自身で経験して、自分で考えることが一番重要なのでしょうか。
同じような理由で、コメント欄のない記事が読みたいとも思っています。
コメント蘭に、よせばいいのに、ついつい目を通してしまうと、過激であったり残念な内容のものにより、満足度が大幅に下がります。
折角、新たな情報や知識を得たはずなのに。
スポンサーがつかない、独立系ニュース番組
英語耳の訓練のためもあって、アメリカにいた時からポッドキャストの「バイリンガルニュース」を聞いています。
この番組の良いところは、発言の自由を守るためにスポンサーをつけずに運営している点です。
すでに300話以上配信し人気もあり、オファーも来ているのではないかと思いますが、それでも独立運営しています。
国内外のニュースを司会の二人がピックアップし、バイリンガル形式でシナリオなしに気ままに会話する、言うならば「ゆるい」番組です。
日本では知ることのできないニュースであったり、最近はある道の尖った方(専門家)がゲストで出演していることもあります。
でも、二人やゲストを含む会話からは、純粋に「へー」や「あは」と言った知的好奇心を得られます。
控え目に見ても、司会の二人の知性が高く、論点の切り口も鋭いなと思いますが。
情報のフィルターという観点では、司会者の「色」はついているはずですが、少なくとも政治や経済的なバイアスがないので、いい意味で気軽に楽しめます。
私は、ジョギングをする時に彼らの会話を聞き、ニヤニヤしながら夜の国道1地号を走っています。
効果的なインプットには紙も捨てがたい
バイリンガルニュースもおすすめですが、趣味的要素が強いので、ビジネスに直結させることは難しく、その面では日経ビジネスを紙面で定期購読しています。
世の中の大きな流れを見るため、支援時に社長との雑談力をあげるためが目的ですが、やはり面白いためでもあります。
最近の特集はどれも刺激的ですし、記事の質もwebの無料コラムより質が高いです。
当然ですが、特集記事が世の中の変化を現してていると思います。ここは、単発のニュース番組では見えにくいところでしょうか。
紙が良いのは、まずは読むことに集中できる点、他にも情報量等の全体像が感覚的に俯瞰しやすいように思います。
iPhone等ですと、私はどうしてもメールやSNSが気になってしまうし、腰を据えて読もうと思った時には画面が小さいので深くは入れません。
紙だと他の人のコメントもないので、それに左右されず、自分の考え方に集中できます。
他の経済雑誌では、より割安なアプリの月額読み放題等があり試しもしました。
しかしながら、ダウンロードから表示や、ページ送りの操作性がまだまだ悪く、記事の内容に集中するのが難しい状況でした。
配送や廃棄を考えたり、単純に家の散らかりを考えると、ecoでもfriendlyでもないのかもしれませんが、質の高い情報を集中してインプットするには、私は紙の日経ビジネスが今の所一番快適です。
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